LUNDI 22 JANVIER 2001 

 

 

【ツアー・ダウンアンダー、 第4、第5、最終ステージ】

第4ステージは、3選手のゴールスプリント争いになり、オーストラリア人のロバートがステージ優勝を手にした。第3ステージで総合トップだったオグレディは、この日17秒遅れの8位でゴールし、総合トップの座をラルセンに奪われてしまった。

  第4ステージ 157km  
1. L・ロバート(オーストラリア、UNIVERSITY of SOUTH AUSTRALIA) 3時間44分07秒
2. M・ゴノ(オーストラリア、リンダマッカートニー)   同タイム
3. N・ラルセン(デンマーク、CSCワールドオンライン 同タイム
4. T・ウィルソン(オーストラリア、SUNSMART 4秒遅れ
5. N・ジャラベール(フランス、CSCワールドオンライン) 8秒遅れ
  総合成績  
1. N・ラルセン(デンマーク、CSCワールドオンライン)           12時間32分11秒
2. S・オグレディ(オーストラリア、クレディアグリコル) 13秒遅れ
3. F・サッキ(イタリア、サエコ) 15秒遅れ

第5ステージは、集団ゴールスプリントで2人の地元オーストラリア人選手をものともせず、ドイツのフンデルマルクが優勝し、総合トップも手に入れた。しかし、総合成績同タイムでオグレディがつけており、8位まではトップから8秒差しかないので、総合トップを守り抜くのは難しいだろう。

  第5ステージ 156km  
1. K・フンデルトマルク(ドイツ、ドイツテレコム) 4時間00分28秒
2. P・ロジャーズ(オーストラリア、SUNSMART )   同タイム
3. A・デービス(オーストラリア、UNITED WATER) 同タイム
4. F・サッキ(イタリア、サエコ) 同タイム
5. G・ドランデー(ベルギー、ロット) 同タイム
  総合成績  
1. K・フンデルトマルク(ドイツ、ドイツテレコム) 16時間32分52秒
2. S・オグレディ(オーストラリア、クレディアグリコル) 同タイム
3. F・サッキ(イタリア、サエコ) 2秒遅れ

第6最終ステージは、中間のスプリントポイントで総合トップと堂タイムで2位につけていたオグレディが2秒のボーナスタイムを稼ぎ、暫定トップにたつ。ゴール5キロ手前で、マッケンジー(オーストラリア、リンダマッカートニー)がアタックをかけ、有力どころが動かなかったため単独で逃げきりゴールした。オグレディは2分42秒遅れの30位でゴールしたが、他の総合狙いの選手たちをピッタリマークして、一昨年に引き続き、このレース2度目の総合優勝を果した。

  第6ステージ 90Km  
1. D・マッケンジー(オーストラリア、リンダマッカートニー) 1時間58分48秒
2. B・デイ(オーストラリア、SUNSMART ) 17秒遅れ
3. L・パオリーニ (イタリア、マペイ) 20秒遅れ
4. T・ニッシュ(ドイツ、サエコ) 32秒遅れ
5. K・ファンランカー(ベルギー、ロット) 32秒遅れ
  総合成績  
1. S・オグレディ(オーストラリア、クレディアグリコル)   18時間34分20秒
2. K・フンデルトマルク(ドイツ、ドイツテレコム) 2秒遅れ
3. F・サッキ(イタリア、サエコ) 3秒遅れ
4. D・ナルデッロ(イタリア、マペイ) 8秒遅れ
5. C・ジェンナー(ニュージーランド、クレディアグリコル)  8秒遅れ

【千穂のちょっとした話】
ツアーダウンアンダーは総合トップが毎日のように替わっていたし、最後にどんでん返しがあるかと思ったのですが、予想通り地元オーストラリア人のオグレディの優勝で幕をとじました。ちょっとつまらんなぁ。でも、こうしてオーストラリアでの自転車人気が高まって行くんでしょう。ところで、今シーズンのチームによる選手発表会が各地で行われているのですが、テレビのスポーツニュースでそう言う話題がないんですよね。いつもなら、やってるのに…これって、ドーピングの影響?なんて心配な今日この頃です。フランスの自転車離れ、やっぱり深刻なのかな?


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