JEUDI 8 FEVRIER 2001 

 

 

【エトワール・ド・ベセージュ】

7日、エトワール・ド・ベセージュの第1ステージが、シオタ〜オバーニュ間141キロで行われた。スタートして10キロ地点で、ニコラ・レイノー(フランス、フェスティナ)とシリル・デッセル(フランス、ジャン・ドゥラトゥール)がアタックをかけ、集団との差を6分25秒に広げるが、100キロ地点で集団からアタックした5選手に追いつかれる。デッセルは遅れ、最後の上りでアタックをしたニコ・エクート(ロト)が優勝した。

  第1ステージ シオタ〜オバーニュ間 141キロ  
1. N・エクート(ベルギー、ロト) 3時間28分47秒
2. J・ピール(デンマーク、CSCワールドオンライン) 1秒遅れ
3. C・ペールス(ベルギー、コフィディス) 1秒遅れ
4. C・バッソン(フランス、ジャン・ドゥラトゥール) 1秒遅れ
5. N・レイノー(フランス、フェスティナ) 10秒遅れ

8日、第2ステージは何度もアタックがかけられたが、結局はゴールスプリントに持ち込まれ、無名のドイツ選手Radochlaが優勝を勝ち取った。22歳という若さ。マルセル・ウスト(ドイツ)が欠けてしまったフェスティナでのスプリンターとしての活躍が期待される。

  第2ステージ  セップテーム・レ・ヴァロン〜ミラマ 151キロ  
1. S・Radochla(ドイツ、フェスティナ) 3時間26分50秒
2. J・キルシプー(エストニア、AG2r) 同タイム
3. N・エクート(ベルギー、ロト) 同タイム
4. J・プランカールト(ベルギー、コフィディス) 同タイム
5. L・オリビエ(フランス、ジャン・ドゥラトゥール) 同タイム

9日、第3ステージは20キロ地点で22選手の逃げができた時に、集団で落車が発生した。この落車により、集団はかなり遅れ、コフィディスが必死に追うが、逃げグループとの差は25分に開き、2度と先頭グループに追いつくことはなかった。ゴール10キロ手前の上りで、アタックが繰り広げられ、ニコレイ・ラーセン(デンマーク、CSCワールドオンライン)が1歩リードするが不運にも落車し、後続選手たちに追いつかれてしまった。最後は、ダミアン・ナゾンがスプリントを取った。このステージで昨日まで総合上位だった選手は一気に順位を下げ、総合成績は大きく変化したが、総合トップのエクートは先頭グループにいたので変わらず首位を守った。

  第3ステージ   ニーム〜アレ 140キロ  
1. D・ナゾン(フランス、ボンジュール) 3時間19分15秒
2. J・スボラダ(チェコ、ランプレダイキン) 同タイム
3. N・エクート(ベルギー、ロトアデッコ) 同タイム
4. R・ジュヌ(フランス、CSCワールドオンライン) 同タイム
5. L・ブロッシャール(フランス、ジャン・ドゥラトゥール) 同タイム
  総合成績  
1. N・エクート(ベルギー、ロトアデッコ) 10時間14分34秒
2. D・ナゾン(フランス、ボンジュール) 31秒遅れ
3. J・スボラダ(チェコ、ランプレダイキン) 38秒遅れ
4. R・ジュヌ(フランス、CSCワールドオンライン) 39秒遅れ
5. B・ポワルベ(フランス、クレディアグリコル) 41秒遅れ

【ツール・ド・ランカウェイ】

7日に行われたツール・ド・ランカウェイの第2ステージは、集団ゴールスプリントで、エンリコ・デガノ(イタリア、パナリア)が勝利をあげた。総合トップのヤン・コエルツ(オランダ、メルキュリー)は。ボーナスタイムを稼いで、総合トップを維持した。これとは反対に、第1ステージで総合12位だった飯島選手は、第2ステージ先頭と同じタイムでゴールしたにもかかわらず、36秒差の34位に転落してしまった。

  第2ステージ (226,3Km)  
1. E・デガノ(イタリア、パナリア) 5時間43分52秒
2. J・コエルツ(オランダ、メルキュリー) 同タイム
3. M・ストラッツェル(イタリア、モビルヴェッタ) 同タイム
4. A・ウソヴ(ブルガリー、フォナック) 同タイム
5. DF・ドミンゴ(スペイン、Colchon Relax ) 同タイム

8日、第3ステージは集団スプリントでパオロ・ベッティーニ(イタリア、マペイ)が優勝した。「最後の直線で、ライバルたちが向かい風と戦っているのを利用して、最後の500メートルで勝負に出たんだ」と優勝したベッティーニは語った。総合トップのコエルツは、スプリントポイントでタイムを稼ぎ「今日は、結構楽な1日だった」と余裕のコメントをした。15位に飯島選手が入り、岡崎選手、橋川選手、渋谷選手もトップと同じタイムでゴールした。総合成績は、日本人ではトップの飯島選手が、39秒遅れの23位。

  第3ステージ (177,3Km)  
1. P・ベッティーニ(イタリア、マペイ) 4時間13分04秒
2. A・ウソヴ(ブルガリー、フォナック) 同タイム
3. I・クワランタ(イタリア、アレクシア) 同タイム
4. S・イノー(フランス、クレディアグリコル)   同タイム
5. G・ファラゼール(カナダ、メルキュリー) 同タイム

9日、第4ステージもスプリント勝負に持ちこまれ、総合トップのコエルツが手堅く優勝をさらった。第4ステージは135キロのコースを平均時速51,95Km/hという、超高速レースとなり、99年のツール・ド・フランスでチッポリーニがステージ優勝した時の最高速タイム50,35Km/hを上回った。しかし、ツールは194,5キロとコースがもう少し長かった。この高速レースにもかかわらず、日本選手もトップと同タイムでゴールしている。

日本人トップの飯島選手の総合順位は変わらず23位だが、タイムは54秒と開いた。

  第4ステージ (135,5Km)  
1. J・コエルツ(オランダ、メルキュリー) 2時間36分29秒
2. I・クワランタ(イタリア、アレクシア) 同タイム
3. ANauduzs (ラトニア、セル・イタリア) 同タイム
4. S・ルスキス(リトアニア、Team Gerolsteiner)   同タイム
5. RHaselbacher(オーストリア、Team Gerolsteiner 同タイム
  総合成績  
1. J・コエルツ(オランダ、メルキュリー) 17時間22分35秒
2. E・デガノ(イタリア、パナリア)    25秒遅れ
3. P・ベッティーニ(イタリア、マペイ) 25秒遅れ
4. I・クワランタ(イタリア、アレクシア)   29秒遅れ
5. G・ファラゼール(カナダ、メルキュリー) 29遅れ

【千穂のちょっとした話】
平均時速約52キロって、すごいですね。レースはどんな感じなんでしょう。気がついたら平均時速52キロなのか、必死に走って52キロなのか?無言でみんな血相変えて走っているんでしょうかね?気になるなぁ。ツール・ド・ランカウェイは、18日まで続きます。なんとか日本選手の活躍期待したいですね。


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