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【エトワール・ド・ベセージュ】
7日、エトワール・ド・ベセージュの第1ステージが、シオタ〜オバーニュ間141キロで行われた。スタートして10キロ地点で、ニコラ・レイノー(フランス、フェスティナ)とシリル・デッセル(フランス、ジャン・ドゥラトゥール)がアタックをかけ、集団との差を6分25秒に広げるが、100キロ地点で集団からアタックした5選手に追いつかれる。デッセルは遅れ、最後の上りでアタックをしたニコ・エクート(ロト)が優勝した。
第1ステージ シオタ〜オバーニュ間 141キロ | ||
1. | N・エクート(ベルギー、ロト) | 3時間28分47秒 |
2. | J・ピール(デンマーク、CSCワールドオンライン) | 1秒遅れ |
3. | C・ペールス(ベルギー、コフィディス) | 1秒遅れ |
4. | C・バッソン(フランス、ジャン・ドゥラトゥール) | 1秒遅れ |
5. | N・レイノー(フランス、フェスティナ) | 10秒遅れ |
8日、第2ステージは何度もアタックがかけられたが、結局はゴールスプリントに持ち込まれ、無名のドイツ選手Radochlaが優勝を勝ち取った。22歳という若さ。マルセル・ウスト(ドイツ)が欠けてしまったフェスティナでのスプリンターとしての活躍が期待される。
第2ステージ セップテーム・レ・ヴァロン〜ミラマ 151キロ | ||
1. | S・Radochla(ドイツ、フェスティナ) | 3時間26分50秒 |
2. | J・キルシプー(エストニア、AG2r) | 同タイム |
3. | N・エクート(ベルギー、ロト) | 同タイム |
4. | J・プランカールト(ベルギー、コフィディス) | 同タイム |
5. | L・オリビエ(フランス、ジャン・ドゥラトゥール) | 同タイム |
9日、第3ステージは20キロ地点で22選手の逃げができた時に、集団で落車が発生した。この落車により、集団はかなり遅れ、コフィディスが必死に追うが、逃げグループとの差は25分に開き、2度と先頭グループに追いつくことはなかった。ゴール10キロ手前の上りで、アタックが繰り広げられ、ニコレイ・ラーセン(デンマーク、CSCワールドオンライン)が1歩リードするが不運にも落車し、後続選手たちに追いつかれてしまった。最後は、ダミアン・ナゾンがスプリントを取った。このステージで昨日まで総合上位だった選手は一気に順位を下げ、総合成績は大きく変化したが、総合トップのエクートは先頭グループにいたので変わらず首位を守った。
第3ステージ ニーム〜アレ 140キロ | ||
1. | D・ナゾン(フランス、ボンジュール) | 3時間19分15秒 |
2. | J・スボラダ(チェコ、ランプレダイキン) | 同タイム |
3. | N・エクート(ベルギー、ロトアデッコ) | 同タイム |
4. | R・ジュヌ(フランス、CSCワールドオンライン) | 同タイム |
5. | L・ブロッシャール(フランス、ジャン・ドゥラトゥール) | 同タイム |
総合成績 | ||
1. | N・エクート(ベルギー、ロトアデッコ) | 10時間14分34秒 |
2. | D・ナゾン(フランス、ボンジュール) | 31秒遅れ |
3. | J・スボラダ(チェコ、ランプレダイキン) | 38秒遅れ |
4. | R・ジュヌ(フランス、CSCワールドオンライン) | 39秒遅れ |
5. | B・ポワルベ(フランス、クレディアグリコル) | 41秒遅れ |
【ツール・ド・ランカウェイ】
7日に行われたツール・ド・ランカウェイの第2ステージは、集団ゴールスプリントで、エンリコ・デガノ(イタリア、パナリア)が勝利をあげた。総合トップのヤン・コエルツ(オランダ、メルキュリー)は。ボーナスタイムを稼いで、総合トップを維持した。これとは反対に、第1ステージで総合12位だった飯島選手は、第2ステージ先頭と同じタイムでゴールしたにもかかわらず、36秒差の34位に転落してしまった。
第2ステージ (226,3Km) | ||
1. | E・デガノ(イタリア、パナリア) | 5時間43分52秒 |
2. | J・コエルツ(オランダ、メルキュリー) | 同タイム |
3. | M・ストラッツェル(イタリア、モビルヴェッタ) | 同タイム |
4. | A・ウソヴ(ブルガリー、フォナック) | 同タイム |
5. | DF・ドミンゴ(スペイン、Colchon Relax ) | 同タイム |
8日、第3ステージは集団スプリントでパオロ・ベッティーニ(イタリア、マペイ)が優勝した。「最後の直線で、ライバルたちが向かい風と戦っているのを利用して、最後の500メートルで勝負に出たんだ」と優勝したベッティーニは語った。総合トップのコエルツは、スプリントポイントでタイムを稼ぎ「今日は、結構楽な1日だった」と余裕のコメントをした。15位に飯島選手が入り、岡崎選手、橋川選手、渋谷選手もトップと同じタイムでゴールした。総合成績は、日本人ではトップの飯島選手が、39秒遅れの23位。
第3ステージ (177,3Km) | ||
1. | P・ベッティーニ(イタリア、マペイ) | 4時間13分04秒 |
2. | A・ウソヴ(ブルガリー、フォナック) | 同タイム |
3. | I・クワランタ(イタリア、アレクシア) | 同タイム |
4. | S・イノー(フランス、クレディアグリコル) | 同タイム |
5. | G・ファラゼール(カナダ、メルキュリー) | 同タイム |
9日、第4ステージもスプリント勝負に持ちこまれ、総合トップのコエルツが手堅く優勝をさらった。第4ステージは135キロのコースを平均時速51,95Km/hという、超高速レースとなり、99年のツール・ド・フランスでチッポリーニがステージ優勝した時の最高速タイム50,35Km/hを上回った。しかし、ツールは194,5キロとコースがもう少し長かった。この高速レースにもかかわらず、日本選手もトップと同タイムでゴールしている。
日本人トップの飯島選手の総合順位は変わらず23位だが、タイムは54秒と開いた。
第4ステージ (135,5Km) | ||
1. | J・コエルツ(オランダ、メルキュリー) | 2時間36分29秒 |
2. | I・クワランタ(イタリア、アレクシア) | 同タイム |
3. | A・Nauduzs (ラトニア、セル・イタリア) | 同タイム |
4. | S・ルスキス(リトアニア、Team Gerolsteiner) | 同タイム |
5. | R・Haselbacher(オーストリア、Team Gerolsteiner) | 同タイム |
総合成績 | ||
1. | J・コエルツ(オランダ、メルキュリー) | 17時間22分35秒 |
2. | E・デガノ(イタリア、パナリア) | 25秒遅れ |
3. | P・ベッティーニ(イタリア、マペイ) | 25秒遅れ |
4. | I・クワランタ(イタリア、アレクシア) | 29秒遅れ |
5. | G・ファラゼール(カナダ、メルキュリー) | 29遅れ |
【千穂のちょっとした話】
平均時速約52キロって、すごいですね。レースはどんな感じなんでしょう。気がついたら平均時速52キロなのか、必死に走って52キロなのか?無言でみんな血相変えて走っているんでしょうかね?気になるなぁ。ツール・ド・ランカウェイは、18日まで続きます。なんとか日本選手の活躍期待したいですね。
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