LUNDI 12 FEVRIER 2001 

 

 

【エトワール・ド・ベセージュ】

10日の第4ステージは、スタート20キロでファラジン(ベルギー、コフィディス)、オグレディ(オーストラリア、クレディアグリコル)、グブヌー(フランス、ビッグマット)などを含む10選手の逃げが決まるが、117キロ地点で集団に追いつかれる。最後は7,8キロの周回コースを2周し、昨日に引き続きダミアン・ナゾンがスプリント勝負を制した。優勝したナゾンは、「スプリンターを要するチームが動き出したのを見て、僕は冷静だった。みんな左の方から攻めたので、僕は右から出たんだ。最後は前に残れるように、精一杯頑張った。これは、昨日のステージの勝ち方とは全く違う。今僕の調子が最高にいいと言うことを表しているよ」と語った。

  第4ステージ レフマード〜レフマード 140Km  
1. D・ナゾン(フランス、ボンジュール) 3時間17分10秒
2. J・プランカールト(ベルギー、コフィディス) 同タイム
3. S・Radochla(ドイツ、フェスティナ) 同タイム
4. J・キルシプー(エストニア、AG2r) 同タイム
5. L・ブロッシャール(フランス、ジャン・ドゥラトゥール) 同タイム

第5最終ステージも20キロ地点でアタックがかかり、ファラジン(ベルギー、コフィディス)、ベッシー(フランス、クレディアグリコル)、タラバードン(フランス、ビッグマット)、ブラール(フランス、フェスティナ)、サランソン(フランス、ボンジュール)、シュナイダー(スイス、ラ・フランセーズデジュ)の6選手の先頭グループができる。100キロ地点で集団との差は3分に開くが、ランプレ、コルストロープなどが動きを見せ、先頭との差は徐々に縮まり、逃げていた選手は次々に吸収されていったが、ブラールだけがわずかに逃げ切り、優勝を手に入れた。

総合優勝は、第1ステージで優勝しその後ずっとトップを守りつづけたエクートが獲得した。

  第5最終ステージ  (136、2Km)  
1. F・ブラール(フランス、フェスティナ) 3時間17分04秒
2. J・カスパー(フランス、ラ・フランセーズデジュ) 同タイム
3. J・スボラダ(チェコ、ランプレ) 同タイム
4. S・Radochla(ドイツ、フェスティナ) 同タイム
5. C・カペル(フランス、ビッグマット) 同タイム
  総合成績  
1. N・エクート(ベルギー、ロトアデッコ) 16時間48分48秒
2. D・ナゾン(フランス、ボンジュール) 21秒遅れ
3. J・スボラダ(チェコ、ランプレダイキン) 34秒遅れ
4. R・ジュヌ(フランス、CSCワールドオンライン) 39秒遅れ
5. B・ポワルベ(フランス、クレディアグリコル) 41秒遅れ

 

【ツール・ド・ランカウイ】

10日第5ステージは、6選手が200キロ近く先頭を走ったが吸収され、デガノ(イタリア、パナリア)がゴールスプリントをものにした。総合は変わらず、コエルツがトップ。この日、橋川選手がリタイアとなった。

  第5ステージ (241、1Km)  
1. E・デガノ(イタリア、パナリア) 4時間56分49秒
2. H・ヴォーゲル(オーストラリア、メルキュリー) 同タイム
3. P・ベッティーニ(イタリア、マペイ) 同タイム
4. L・Balciunas(リトアニア、AG2r) 同タイム
5. DF・ドミンゴ(スペイン、Colchon Relax ) 同タイム

11日の第6ステージは、A・ランジェラ(フランス、クレディアグリコル)、トフトゥ(カナダ)、そして岡崎和也選手が集団から飛び出し、ステージ優勝を狙い3選手で長い間先頭を走りつづけた。しかし、残念ながらこの逃げは成功せず、ゴールスプリントにもつれ込んだ。ゴール150メートル手前でデガノ(イタリア、パナリア)がコースを妨害したため、現在総合トップのコエルツ(オランダ、メルキュリー)は柵にぶつかったが、コエルツはものともせず、このレース2度目の優勝を果した。18秒遅れで総合2位だったデガノは、この行為でナルティーを科せられ、12位58秒遅れに下がった。

  第6ステージ (150、4Km)  
1. J・コエルツ(オランダ、メルキュリー)   3時間25分14秒
2. M・モーリ(イタリア、サエコ) 同タイム
3. S・ルスキス(リトアニア、) 同タイム
4. P・ベッティーニ(イタリア、マペイ)   同タイム
5. H・ヤンセン(オランダ、サターン) 同タイム
  総合成績  
1. J・コエルツ(オランダ、メルキュリー) 25時間44分25秒
2. P・ベッティーニ(イタリア、マペイ)   34秒遅れ
3. I・クワランタ(イタリア、アレクシア) 42秒遅れ
4. G・ファラゼール(カナダ、メルキュリー)   44秒遅れ
5. M・モーリ(イタリア、サエコ) 51秒遅れ

12日は休息日

【千穂のちょっとした話】
岡崎選手、動いてくれましたね。最後は集団に吸収されて、1分34秒遅れでゴールしています。結果はどうであれ、チャンスがあれば、どんどんアタックしてもらいたいです。アジア選手ランキングでは、飯島選手が1位です。2位に3秒遅れでShahrulneeza(マレーシア)、3位も3秒遅れフユ・リー(中国)です。総合トップは無理でも、アジアトップは獲得してもらいたいですね。ちなみ、日本はチームではトップのメルキュリーから51秒遅れの13位。クレディアグリコルより上です。


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