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【エトワール・ド・ベセージュ】
10日の第4ステージは、スタート20キロでファラジン(ベルギー、コフィディス)、オグレディ(オーストラリア、クレディアグリコル)、グブヌー(フランス、ビッグマット)などを含む10選手の逃げが決まるが、117キロ地点で集団に追いつかれる。最後は7,8キロの周回コースを2周し、昨日に引き続きダミアン・ナゾンがスプリント勝負を制した。優勝したナゾンは、「スプリンターを要するチームが動き出したのを見て、僕は冷静だった。みんな左の方から攻めたので、僕は右から出たんだ。最後は前に残れるように、精一杯頑張った。これは、昨日のステージの勝ち方とは全く違う。今僕の調子が最高にいいと言うことを表しているよ」と語った。
第4ステージ レフマード〜レフマード 140Km | ||
1. | D・ナゾン(フランス、ボンジュール) | 3時間17分10秒 |
2. | J・プランカールト(ベルギー、コフィディス) | 同タイム |
3. | S・Radochla(ドイツ、フェスティナ) | 同タイム |
4. | J・キルシプー(エストニア、AG2r) | 同タイム |
5. | L・ブロッシャール(フランス、ジャン・ドゥラトゥール) | 同タイム |
第5最終ステージも20キロ地点でアタックがかかり、ファラジン(ベルギー、コフィディス)、ベッシー(フランス、クレディアグリコル)、タラバードン(フランス、ビッグマット)、ブラール(フランス、フェスティナ)、サランソン(フランス、ボンジュール)、シュナイダー(スイス、ラ・フランセーズデジュ)の6選手の先頭グループができる。100キロ地点で集団との差は3分に開くが、ランプレ、コルストロープなどが動きを見せ、先頭との差は徐々に縮まり、逃げていた選手は次々に吸収されていったが、ブラールだけがわずかに逃げ切り、優勝を手に入れた。
総合優勝は、第1ステージで優勝しその後ずっとトップを守りつづけたエクートが獲得した。
第5最終ステージ (136、2Km) | ||
1. | F・ブラール(フランス、フェスティナ) | 3時間17分04秒 |
2. | J・カスパー(フランス、ラ・フランセーズデジュ) | 同タイム |
3. | J・スボラダ(チェコ、ランプレ) | 同タイム |
4. | S・Radochla(ドイツ、フェスティナ) | 同タイム |
5. | C・カペル(フランス、ビッグマット) | 同タイム |
総合成績 | ||
1. | N・エクート(ベルギー、ロトアデッコ) | 16時間48分48秒 |
2. | D・ナゾン(フランス、ボンジュール) | 21秒遅れ |
3. | J・スボラダ(チェコ、ランプレダイキン) | 34秒遅れ |
4. | R・ジュヌ(フランス、CSCワールドオンライン) | 39秒遅れ |
5. | B・ポワルベ(フランス、クレディアグリコル) | 41秒遅れ |
【ツール・ド・ランカウイ】
10日第5ステージは、6選手が200キロ近く先頭を走ったが吸収され、デガノ(イタリア、パナリア)がゴールスプリントをものにした。総合は変わらず、コエルツがトップ。この日、橋川選手がリタイアとなった。
第5ステージ (241、1Km) | ||
1. | E・デガノ(イタリア、パナリア) | 4時間56分49秒 |
2. | H・ヴォーゲル(オーストラリア、メルキュリー) | 同タイム |
3. | P・ベッティーニ(イタリア、マペイ) | 同タイム |
4. | L・Balciunas(リトアニア、AG2r) | 同タイム |
5. | DF・ドミンゴ(スペイン、Colchon Relax ) | 同タイム |
11日の第6ステージは、A・ランジェラ(フランス、クレディアグリコル)、トフトゥ(カナダ)、そして岡崎和也選手が集団から飛び出し、ステージ優勝を狙い3選手で長い間先頭を走りつづけた。しかし、残念ながらこの逃げは成功せず、ゴールスプリントにもつれ込んだ。ゴール150メートル手前でデガノ(イタリア、パナリア)がコースを妨害したため、現在総合トップのコエルツ(オランダ、メルキュリー)は柵にぶつかったが、コエルツはものともせず、このレース2度目の優勝を果した。18秒遅れで総合2位だったデガノは、この行為でナルティーを科せられ、12位58秒遅れに下がった。
第6ステージ (150、4Km) | ||
1. | J・コエルツ(オランダ、メルキュリー) | 3時間25分14秒 |
2. | M・モーリ(イタリア、サエコ) | 同タイム |
3. | S・ルスキス(リトアニア、) | 同タイム |
4. | P・ベッティーニ(イタリア、マペイ) | 同タイム |
5. | H・ヤンセン(オランダ、サターン) | 同タイム |
総合成績 | ||
1. | J・コエルツ(オランダ、メルキュリー) | 25時間44分25秒 |
2. | P・ベッティーニ(イタリア、マペイ) | 34秒遅れ |
3. | I・クワランタ(イタリア、アレクシア) | 42秒遅れ |
4. | G・ファラゼール(カナダ、メルキュリー) | 44秒遅れ |
5. | M・モーリ(イタリア、サエコ) | 51秒遅れ |
12日は休息日
【千穂のちょっとした話】
岡崎選手、動いてくれましたね。最後は集団に吸収されて、1分34秒遅れでゴールしています。結果はどうであれ、チャンスがあれば、どんどんアタックしてもらいたいです。アジア選手ランキングでは、飯島選手が1位です。2位に3秒遅れでShahrulneeza(マレーシア)、3位も3秒遅れフユ・リー(中国)です。総合トップは無理でも、アジアトップは獲得してもらいたいですね。ちなみ、日本はチームではトップのメルキュリーから51秒遅れの13位。クレディアグリコルより上です。
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