|
【バレンシア一周】
1日の第3ステージは、カテゴリー1級の峠が3つあり、ケルメ3選手を含む8選手の逃げグループが形成された。しかし、総合トップのM・ボーヘルト率いるラボバンクチームが追い上げ、ゴール手前10数キロで逃げグループは集団に吸収されてしまう。A・ゴンザレス(スペイン、ケルメ)がゴール前にアタックをかけるが、D・エチェバリアに抜かされて、ステージ優勝はオンセからウスカルテルに移籍したD・エチャバリアのものとなった。総合成績は変わらず、ボーヘルトがトップ。
第3ステージ 149.5km | ||
1. | D・エチェバリア(スペイン、ウスカルテル) | 3時間43分59秒 |
2. | A・ゴンザレス(スペイン、ケルメ) | 同タイム |
3. | E・デッケー(オランダ、ラボバンク) | 同タイム |
4. | F・イェーカー(スイス、マイア) | 同タイム |
5. | J・デロスアンへレス(スペイン、ケルメ) | 同タイム |
第4ステージは、カンペリョ峠にゴールする山岳コース。しかし、M・パンターニ(イタリア、メルカトーネウノ)は気管支炎が原因でスタートせず。この日は雨が降る辛いレースとなり、A・オラーノ(スペイン、オンセ)はレース途中で棄権した。最後の難関、カンペリョ峠の上りで、昨日の覇者エチェバリア(スペイン、ウスカルテル)など、有力選手16選手の先頭グループができ、ゴール4キロ手前で、M・ボーヘルト(オランダ、ラボバンク)、L・ピエポリ(イタリア、i.バネスト.com)、A・ヴィノクロフ(カザフスタン、ドイツテレコム)、F・イェーカー(スイス、マイア)の4選手に絞られた。ヴィノクロフがアタックを仕掛けるが、ボーヘルトとイェーカーに抑えられ、最後はこの4選手のゴールスプリントとなり、今絶好調のボーヘルトがライバルをものともせず、第1ステージに引き続き2度目の勝利を手にした。
第4ステージ 147,2km | ||
1. | M・ボーヘルト(オランダ、ラボバンク) | 3時間57分46秒 |
2. | F・イェーカー(スイス、マイア) | 同タイム |
3. | A・ヴィノクロフ(カザフスタン、ドイツテレコム) | 同タイム |
4. | L・ピエポリ(イタリア、i.バネスト.com) | 同タイム |
5. | F・マンセボ(スペイン、i.バネスト.com) | 12秒遅れ |
総合成績 | ||
1. | M・ボーヘルト(オランダ、ラボバンク) | 15時間52分50秒 |
2. | F・イェーカー(スイス、マイア) | 同タイム |
3. | L・ピエポリ(イタリア、i.バネスト.com) | 同タイム |
4. | A・ヴィノクロフ(カザフスタン、ドイツテレコム) | 38秒遅れ |
5. | D・エチェバリア(スペイン、ウスカルテル) | 45秒遅れ |
【千穂のちょっとした話】
去年はいまいちパッとしなかったボーヘルトが、このレースで2度目の勝利です。彼は春に結構、頑張るんですよね。一昨年は、パリ〜ニースで優勝しているし。今年は、ぜひツール・ド・フランスで活躍してほしいな。明日が最終ステージで、26、8キロの個人タイムトライアルです。今のところ総合はボーヘルトがトップだけど、大逆転の可能性あり。ボーヘルトに勝ってもらいたいけど、どうなるかな?
私は明日、ヘットフォルクに行ってきます!去年の夏、交通事故で引退をささやかれていたムセウが復活し、明日のレースに出場するようです。調子はまだ良くないようですが、彼の復活精神はすごい!私もちょっとあやからなくては…。明日は天気が悪そうなので、雨だけは降らないといいな。さ〜て、明日の用意しなきゃな。
Top | HISAKI's | Profile | Mail
Copyright © 2001 Chiho IWASA