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【ヘットフォルク】
チーム名が変わって、ジャージも変わった「ランドバウクレジット・コルナゴ」の三船選手 |
ベルギーでヘットホルクが行われた。このレースに阿部選手、三船選手が出場!出走は11時30分だったが、この時間になっても気温は上がらず約1℃。寒い、寒い。レースは最初からアタックがかかり、集団との差を4分ほど広げる。50キロ地点のクワーレモントの石畳の坂では、三船選手が集団グループの中ほどにいるのを発見!そのあと少しして、大歓声のなかムセウも通過した。少々遅れて、阿部選手が単独でクワーレモントを上ってきた。昨日イタリアからベルギーに来て、いきなりこの寒さにこの石畳。さすがに苦しそう。私はその後先周りをして、84キロ地点の見所ミュー・ファン・ゲラールスベルゲン(フランス語だとグラモン)に行くはずが、逃げグループと集団の差があいている為、渋滞に巻き込まれてしまい、レース中もう2度と日本選手の姿を見るコトはなかった。あ〜ぁ。 レースはそのグラモンでA・チミル(ベルギー、ロット)、M・バルトリ(イタリア、マペイ)が先頭グループに入ったとのラジオ実況。その後、レース実況は途切れ途切れしか入らなく、状況はわからず。ゴール地点にあるプレスルームのテレビで、最後の5キロを観戦した。今調子のいいD・ナルデッロ(イタリア、マペイ)が何度かアタックをかけるが成功せず、最後はバルトリが加速し、サムライスタイルでゴールした。 |
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レース後三船選手に話を聞くと、なんとミュー・ファン・ゲラールスベルゲン(グラモン)を集団で通りすぎたあとに、踏切りで引っかかってしまったと言うことだ。集団は2つに分かれ、電車が通過するまで踏切りを渡れず取り残された選手たちは、やる気をなくしてほどなくしてリタイアしてしまった。ムセウ(ベルギー、マペイ)、ステールス(ベルギー、マペイ)、デュラン(フランス、ラ・フランセーズデジュ)などもこの踏切りでの犠牲者。リタイアしてそのまま走って帰った選手もいたそうだけど、三船選手は補給地点を過ぎた後、収容バスに乗ったそうだ。明日もレースがあるので、無理は禁物。ところで、阿部選手はいずこ… | |
トラックに載せられた自転車を待つ選手たち。 誰がいたかはナイショ。 |
結果 ゲント〜ロクロン 200Km | ||
1. | M・バルトリ(イタリア、マペイ) | 4時間52分00秒 |
2. | H・ファンディック(ベルギー、ロット) | 同タイム |
3. | M・プロンク(オランダ、ラボバンク) | 同タイム |
4. | A・ピズィクス(ラトビア、CSCワールドオンライン) | 同タイム |
5. | F・ドワエレ(ベルギー、ロット) | 同タイム |
【千穂のちょっとした話】
いつもはもう少し暖かいのに、今年は寒いの一言!写真を撮りに行ったのに、う〜撮れなかった。三船選手は撮れたけど、ピントがあっているかどうかが問題です。阿部選手は…。ちょうどフィルムがなくってデジカメで撮ったら、タイミングがずれてあ〜ぁ。明日は頑張るぞ!晴れるといいけど、また寒そう。
【バレンシア一周】
最終日の第5ステージは個人タイムトライアルが行われ、レース前半にスタートしたV・エキモフ(ロシア、USポスタル)が天候にも恵まれ、このステージ勝利を手に入れた。総合トップ選手たちが出走する頃には雨が降り、路面が濡れて不利な状況となった。この悪条件を落車しないように心がけつつ、精一杯走った選手がイェーカー(スイス、マイア)だった。初日から総合トップを守ってきたM・ボーヘルトは慎重になりすぎ、最後にトップの座を逃してしまった。しかし、パリ〜ニースなどこれからが彼にとっての本番となる。
第5ステージ(個人タイムトライアル) 26.8Km | ||
1. | V・エキモフ(ロシア、USポスタル) | 28分46秒 |
2. | J・ヤクシュ(スペイン、オンセ) | 1秒遅れ |
3. | A・ゴンザレス(スペイン、ケルメ) | 2秒遅れ |
4. | D・ミラー(イギリス、コフィディス) | 19秒遅れ |
5. | JA・マルティネス(スペイン、ウスカルテル) | 25秒遅れ |
総合成績 | ||
1. | F・イェーカー(スイス、マイア) | 16時間22分48秒 |
2. | M・ボーヘルト(オランダ、ラボバンク) | 13秒遅れ |
3. | A・ヴィノクロフ(カザフスタン、ドイツテレコム) | 32秒遅れ |
4. | E・デッケー(オランダ、ラボバンク) | 37秒遅れ |
5. | C・ヴァンデヴェルデ(アメリカ、USポスタル) | 50秒遅れ |
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