SAMEDI 24 MARS 2001 

 

 

【ミラノ〜サンレモ実況】

始まります!ワールドカップ第1戦、ミラノ〜サンレモ。フランス語です。う〜良かったぁ。ではお楽しみに。現地は天気が良いようです。ここは、相変わらず曇ってます。
レースは予定時間よりゆっくり進んでいるようで、まだ中継されていません。

現在、レースはリッセル(スウェーデン、CSCワールドオンライン)、ラタサ(スペイン、バネスト)、カドレック(チェコ、モビルベッタ)、マトヴェイエフ(ウクライナ、パナリア)4選手が先頭。集団とは8分20秒差。集団から遅れた20選手ぐらいの中にファンボン(オランダ、ドモ)がいたらしい。本日、レースは時速32キロ、34キロくらいで走っているため、予定走行時間より1時間ほど遅れている。天気は曇っているけど、風はないようだ。集団にいるM・パンターニ(イタリア、メルカトーネウノ)が映った。(15時35分現在)

先頭の4選手、集団との差は4分55秒差。この1時間の時速は44キロと言うコトで、一気に速度が上がっている。集団は、229キロ地点。集団にいるバルトリ(イタリア、マペイ)、ツェーレ(スイス、チームコースト)が映っている。このぶんだと、例年通りスプリント勝負になりそうだ。(16時現在)

ランプレが集団を引いている。もちろんエースはカメンツィン(スイス)。先頭4人はカポチェルボに突入した。ゴールまであと46キロ。相変わらず、集団はランプレが引いている。先頭との差は3分5秒。チミル、レベリンなどが集団の先頭にいる。2分35秒差に縮まった。ゴール手前22キロにチプレッサ、6キロ手前にポッジオののぼりが控えている。先頭4選手が集団に捕まってしまうのも時間の問題。チッポリーニも集団先頭にいる。チッポリーニは、ワールドカップでの勝利がないらしい。ポジション取りのために集団の有力選手が動き出した。かなりスピードが上がっている。先頭は、ゴール30キロ手前のカポベルタに入った。マトヴェイエフ以外の先頭にいた選手たちは、ちぎれてしまった。先頭との差は1分50秒。(16時20分現在)

集団もカポベルタに入った。タフィ、バルトリ、ベッティーニのマペイ勢が先頭で、4番目にヴィノクロフだ。マトヴェイエフ、一人で先頭をひた走る。1分30秒差。集団はマペイ勢が仕切っている。ザベルがあがって、バルトリのうしろに付いた。今度はピンクのジャージ、テレコムが先頭に出てきた。ヴァインシュタイン(リトアニア、ドモ)が手を上げた。なんだろう?先ほどまで先頭を走っていた2選手が集団に吸収された。ファンペテヘン(ベルギー、メルキュリー)も出てきた。有力選手は、ほとんど集団の前方にいるようだ。むちゃくちゃスピードが上がっている。先頭とは55秒差。今、先頭はラボバンクが引いている。あっという間に32秒差。もうすぐ、標高240mのチプレッサに入る。(16時33分現在)

チプレッサに入ったとたん、104キロから逃げていたマトヴェイエフは集団に吸収されてしまった。バルベロ(イタリア、ランプレ)がアタック!ハンバーガー(デンマーク、CSCワールドオンライン)が追いついて、現在先頭は2人。また、アールツ(ベルギー、ロト)とフェラゼン(ベルギー、コフィディス)が集団から飛び出した。先頭はハンバーガー、アールツ、ファラゼンそして、オネイル(オーストリア、パナリア)。集団からカサグランデ(イタリア、ファッサボルトロ)がアタックして、ヴィノクロフがついて行くが追いつけず。カサグランデは、先頭に追いついた。カサグランデ、更にアタック!逃げグループから一人で抜け出した。すごく調子がいいようだ。このいくつものアタックでスピードの上がったため、まとまっていた集団は一気に伸びてしまった。カサグランデとそれを追いかけるアエルツ、ファラゼン、ヴィノクロフとの差は19秒。集団も下りに入った。下りに入ったとたん、サボルデッリ(イタリア、サエコ)が一気に他の選手を離した。サボルデッリの下りはものすごい!この下りで、一気に逃げグループに追いつくのか?(16時50分現在)

チプレッサの下りで落車発生!ヴァインシュタインが巻き込まれたもようだが、また走り出した。ウォータース(オランダ、ラボバンク)が、自転車から下りている。腕をケガしたもよう。サボルデッリ、やっぱり追いついた。カサグランデも3人と一緒になった。ベッティーニ(イタリア、マペイ)も何時の間にか追いついて、先頭は6選手になったが、集団に追いつかれてしまった。これでまた、イチからスタート。でも、集団の人数は減っている。マタン(ベルギー、コフィディス)がアタックした!集団はピンクジャージのテレコムが引いている。もちろん、ゴールスプリントに向けてのザベル体制だ。マッタンと集団との差は8秒。ポッジオに入った。さて、どうなる?(17時現在)

ヴィノクロフが集団の先頭でポッジオを上のぼる。サボルデッリがちぎれた。下りで張りきりすぎてしまったか?ランフランキ(マペイ)が先頭を走る。そのうしろはバルトリではなく、テレコム勢だ。ザベルが4番手にいる。ラフランキが頑張っているが、バルトリはいないぞ?コロンボがアタックした!うしろに、ファンペテヘンがついた。バルトリもこのアタックに反応。レベリン、ペティートも来た。ファンペテヘン先頭でこの5選手が、集団から少し離れた。チミルが集団からきた。ザベルは?ポッジオをくだってゴールのローマ通りに向かう。逃げた選手も下りで一緒になってしまい集団は団子状態。チッポリーニの遅れた姿がテレビで映っている。なぜ、そんなに映す?ザベル、3番手。5番手にバルトリがいる。あと、2キロほどだ。(17時8分現在)

チッポリーニが先頭集団に追いついたようだ。それで、必死に映していたのか?サエコが来た。最後の直線に入った。落車だ!すごい落車だ!どんどん選手が倒れていく。あ〜ぁ〜。で、その間になんとザベルがゴール!2位にチッポリーニが入った。でも落車の方がすごい。ザニーニが最初に落車したとテレビで言っているが、その後に来た選手たちは、ほとんど落車した。う〜、こりゃ大変だ!(17時14分現在)

1位 ザベル
2位 チッポリーニ
3位 ヴァインシュタイン

【千穂のちょっとした話】
あ〜、コニチェフの頭のてっぺんが赤くなってる。ケガしたもよう。落車はカーブを曲がったところでおきたみたいです。最後に落車があったから、一人でギャーギャー言っているうちに、ザベルはゴールしちゃって、すごい最後の展開でした。終われば、結局スプリント勝負。でも、チッポリーニがポッジオを越えて、スプリント勝負に加わるなんて、予想外でした。ビックリ!それにしても、ザベルこのレースで4度目の優勝。バリバリの本命だったのに、そんなプレッシャーにも負けず優勝してしまうとは、やはりザベルはすごいなぁ!落車の方は、多くの選手が巻き込まれたけど、大怪我の選手はいないみたいです。


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