le journal 0401

　DIMANCHE 1 AVRIL 2001　

フレッシュ・ブラバンソンがベルギーで行われている。昨日欠場したファンペテヘン（ベルギー、メルキュリー）、パリ～ニースで怪我をし欠場していたメルクス（ベルギー、ドモ）などが本日のレースに出場。

天気はさっきまで良かったのに、今は曇り空。現在、時速49キロでレースは進んでいる。速い！だから、集団は伸びている。先頭は、今絶好調のボーヘルト（オランダ、ラボバンク）。昨日のレースは出場してなかったのに、今日は出場。あ～ぁ、生で見たかった。久しぶりに、テレビで見るボーヘルトの顔はかなり痩せたように見える。56秒遅れで、三船選手のいるグループが峠を通過した。苦しそうだけど、テレビで顔がバッチシ映った。すごい、すごい。（15時5分現在）

先頭は4選手、ボーヘルト、ベッティーニ（イタリア、マペイ）、ブリュイレンス（ベルギー、ドモ）そして、三船選手の所属する「ランドバウクレジット・コルナゴ」のエース、ファンハック（ベルギー）が逃げている。それを、ムセウ（ベルギー、ドモ）、マタン（ベルギー、コフィディス）などの集団が35秒遅れで追いかけている。ゴールまで53キロ。集団からチミル（ベルギー、ロト）がアタック。デワエル（ベルギー、ラボボンク）がチミルのうしろにつく。メルクス、ヴァッスー（フランス、USポスタル）などが合流し、8人になる。現在、先頭が4選手、集団から逃げた8選手。そして集団と言う状況。ゴールまで49キロ。勾配10％の坂を登る。8選手が先頭に追いついて、12人の先頭グループが形成。（15時26分現在）

先頭グループから、メルクスがアタック！逃げグループを減らす気のようだ。これに、ヴァッスーがついて行く。おぉ、ファンハック動く！頑張ってるな～。ピンクのランプレジャージを着たこの選手は、ディエルクセンス（ベルギー）じゃないかぁ。99年のツール･ド･フランスで優勝した彼を覚えている人もいるでしょ？ちょっとごっつい顔した選手です。先頭と集団とのタイム差はゴール手前40キロで、52秒。ロッツ（ベルギー、ラボバンク）、ブリュイエンス、カザロット（イタリア、バタビュス）、ディエルクセンスが先頭グループから逃げ出した。ギュストフ（ウクライナ、ファッサボルトロ）が加速し、先頭4人に追いつこうとするが阻止される。ゴールまであと35キロ。先頭4選手で、20人ほどがそれを追いかけ、集団はさらにうしろ。先頭の4人と後続の20人ほどで、今日のレースは決まるだろう。アルセンブルグののぼりに入る。先頭4人から41秒遅れでボーヘルトなどが通過。デンバッケーのアシストでこのくだりでボーヘルトは、他の選手を引き離す。しかし、メルクスが大口をあけて2人に追いつく。ほどなくして、数選手も合流。先頭は相変わらず4人。ロッツはうしろからボーヘルトなどチームメイトが数人来ているため、先頭交代に加わらず。25秒遅れでボスキャンプ（オランダ）、メルクス、ボーヘルト、デンバッケー、もう一人の5選手が続く。先頭のカザロット、上りで少し遅れる。ゴールまで26キロ（15時55分現在）

ボーヘルト含む5選手が、先頭4人に追いついた。さっき分からなかった一人は、スンドルランド（チームファクタ）。ラボバンク3人、ドモ2人で、ボーヘルトかメルクスの勝利が大きくなってきた。残り20キロ。集団は55秒遅れ。先頭にいたボスキャンプが2度目のアルセンブルグに入るところで、パンク！これで、ボスキャンプは一気に遅れる。それと同時にメルクスがアタック！ボーヘルトを4秒離して、峠の頂上を通過した。メルクスのアタックで先頭はばらけたが、すぐに元に戻ってしまった。先頭は8選手。
ゴールまであと3つの上りのみ。14％のブランドプットに入り、アタック開始だ。ブレイエン（ラボバンク）がアタック！でブルイランス（ドモ）が、ボーヘルトをマークしてついて行く。下りでまた元に戻る。カザロトとディエルクセンスが少し遅れていてなんとか追いつこうとした時、先頭でメルクスが加速！やっと追いついた2人には辛いかと思ったが、追いついたとたんに、おっとビックリ！ディエルクセンスがアタックをかけた。しかし、すぐに追いつかれる。また、ディエルセンスは遅れてしまった。残り3キロ。これからだ！（16時27分現在）（注；同じような名前なので、少し間違えてるかもしれません。）

ゴールに向かうのは、ボーヘルト、ロッツのラボバンク2人に、メルクス、ブルイランスのドモ2人、また追いついたディエルクセンス（ランプレ）に、スンドルランド（チームファクタ）のみ。最後1キロを過ぎ、上りに入る。ブルイランスが先頭で最後の上りをいく。後方からボーヘルトが攻め、すごい勢いで左からでて来た。ブルイランスを追いぬいたボーヘルトは、見る見るうちに後続を引き離し、白い歯をピカリ光らせてゴールした！2位には健闘したスンドルランドがはいった。これでボーヘルトは今季6勝目。（16時38分現在）

１．	ボーヘルト（オランダ、ラボバンク）
２．	スンドルランド（ニュージーランド、チームファクタ）
３．	メルクス（ベルギー、ドモ）
４．	ブルイランス（ベルギー、ドモ）
５．	ディエルクセンス（ベルギー、ランプレ）

【千穂のちょっとした話】
今日のレースは、名前がややこしくて混乱してしまいました。ごめんなさい。その上、出走リストがなかったので、中継するのが結構大変でした。昨日のメンバーで探しながら、書いてました。今、フランスのチャンネルでは「クリテリウム・インターナショナル」のタイムトライアルをやってます。レースの展開が分かってないので、中継は止めときます。来週は火・水・木とベルギーで行われる「デュパンヌの3日間レース」に行ってきます。では、また！