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【ジロ第4ステージ】
第4ステージは、PotenzaからMontevergineまでの169キロ。今日はかなり暑いのか、チッポリーニは袖もパンツもまくりあげて走っている。ルラージュ(フランス、ボンジュール)とマーリン(コロンビア、セルイタリア)の2選手が先頭。集団との差は24秒差。マリア・ローザのフェルブルッヘは、メカトラブルらしく、止まってサポートカーに見てもらう。レース途中から、カメラに水滴がつき始めた。でも日は射している。ゴール地点の映像では傘をさしているから、天気が悪くなるもよう。
そうこうしていたら、路面が濡れ出した。雨だ。今日のコースは、約20キロ手前から標高が上がっていき、標高1270mにゴールする。この降り出した雨に、やはり今日も落車が続出!フリーゴ(イタリア、ファッサボルトロ)、サボルデッリ(イタリア、サエコ)が落車に遭ってしまう。これでフリーゴは集団から40秒も遅れてしまい、ファッサボルトロチームは一団となって、フリーゴを集団に戻す。サボルデッリはさらに遅れている。いよいよ、のぼりに入った。フェルブルッヘにとっては、キツイ。必死だが、どんどん遅れている。集団はランプレのピッコリが引いている。先頭はいつの間にか、ペレス(メキシコ、パナリア)で、サボルデッリは、一人でかなり後方を走っている。残り8キロで先頭ペレスと集団との差は30秒。1分53秒遅れで、マリア・ローザのフェルブルッヘがいる集団が続く。先頭を走っていたペレス、いきなり止まる。チェーンが切れたもよう。自転車を投げ捨てる。サポートカーがすぐ来るわけもなく、ペレス終わってしまった。これで、カンティナトロ率いる集団が先頭になった。ディルーカ(イタリア、カンティナトロ)の調子がいいようだ。残り2キロ、一気にスピードが上がる。パンターニは先頭集団の一番うしろだ。観客がパンターニと一緒に走りだす。危ないぞ!集団からディルーカがガルゼッリ(イタリア、マペイ)、シモーニ(イタリア、ランプレ)が出て、いち早く先頭に立ったディルーカがゴール。
フェルブルッヘは4分40秒遅れでゴール。初日から守っていた総合トップの座を失ってしまった。そして、落車して一時は遅れていたフリーゴが、マリア・ローザを手にし喜びいっぱいだ。
結果 | ||
1. | D・ディルーカ(イタリア、カンティナトロ) | 4時間34分12秒 |
2. | G・シモーニ(イタリア、ランプレ) | 同タイム |
3. | S・ガルゼッリ(イタリア、マペイ) | 同タイム |
4. | フィギュエラス(イタリア、パナリア) | 同タイム |
5. | D・レベリン(イタリア、リキガス) | 同タイム |
総合成績 | ||
1. | D・フリーゴ(イタリア、ファッサボルトロ) | 17時間21分19秒 |
2. | A・オラーノ(スペイン、オンセ) | 12秒遅れ |
3. | G・シモーニ(イタリア、ランプレ) | 13秒遅れ |
4. | W・ベッリ(イタリア、ファッサボルトロ) | 17秒遅れ |
5. | J・アズベド(ポーランド、オンセ) | 19秒遅れ |
【千穂のちょっとした話】
レースの途中で、アナウンサーが騒いでるなと思ったら、白い犬が選手の後ろについてコース上を走っていて、ちょっと笑えました。この前から気になっていたのですが、マリア・ローザのフェルブルッヘ。どう聞いても、ベルブルックなんですよ。フラマン語の放送だから、ベルブルック正しいのかな?
彼はフランス語とフラマン語を話すので、今度本人に聞いてみよう。
今日ここはいい天気でした。こんな日は、フランス人たちと同じように芝生の上で日向ぼっこをしたい!!なのに、家でテレビ見ているとは…ウジウジ。だから、明日は三船選手の出場するGPワロニーに行ってきます。外で思いっきり太陽浴びるぞ!
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