|
【ジロ第6ステージ】
25日に行われたジロ・デ・イタリアの第6ステージは、NTTUNからRIETIの150キロ。4,4キロの周回コースを3周してゴールする。レースはゆっくりすすみ、周回コースに入ると、赤いジャージのロトとサエコ、そしてピンクのジャージのドイツテレコムがスプリンターのために、かわるがわる引き一気にスピードがあがる。アシストたちの役目は終わり、エースの出番が来た時、集団から飛び抜けたのは、ストラッツェー(イタリア、モビルベッタ)、ホンド(ドイツ、ドイツテレコム)、そしてチッポリーニ(イタリア、サエコ)だった。3番手のチッポリーニはぐんぐん追い上げ、ホンドを抜かし、両手を上げてゴール。スプリンターの意地を見せつけた。
ジロで31勝目をあげたチッポリーニは、「31勝目って言うことは、ずいぶん前からジロを走っているってコトで、もう若者の域じゃないってコトさ」とコメントし、今日の勝利は、「行けよ古株、前に行かせてやるよって、他の選手たちが僕に言って、みんな離れて行ったんだ」と、前日フランスのスポーツ新聞“レキップ”が書いた小見出しを皮肉った。
ちなみに、第5ステージで優勝した若きクラワンタ(イタリア、アレクシア・アルミニオ)は、上りで遅れてしまい2分26秒遅れでゴールした。
結果 | ||
1. | M・チッポリーニ(イタリア、サエコ) | 4時間13分23秒 |
2. | D・ホンド(ドイツ、ドイツテレコム) | 同タイム |
3. | M・ストラッツェー(イタリア、モビルベッタ) | 同タイム |
4. | M・ゲローザ(イタリア、タッコニ) | 同タイム |
5. | J・ブレイレーフェンス(オランダ、ロト) | 同タイム |
140. | 野寺秀徳(日本、チームコルパック) | 同タイム |
総合成績 | ||
1. | D・フリーゴ(イタリア、ファッサボルトロ) | 27時間03分58秒 |
2. | A・オラーノ(スペイン、オンセ) | 12秒遅れ |
3. | G・シモーニ(イタリア、ランプレ) | 13秒遅れ |
4. | W・ベッリ(イタリア、ファッサボルトロ) | 17秒遅れ |
5. | J・アズベド(ポーランド、オンセ) | 19秒遅れ |
主な選手 | ||
14. | S・ガルゼッリ(イタリア、マペイ) | 57秒遅れ |
18. | M・パンターニ(イタリア、メルカトーネウノ) | 1分09秒遅れ |
73. | J・ウルリッヒ(ドイツ、ドイツテレコム) | 10分57秒遅れ |
154. | 野寺秀徳(日本、チームコルパック) | 31分09秒遅れ |
【千穂のちょっとした話】
チッポリーニが勝ち、勝利者コメントに笑ってしまいました。チッポリーニが勝った今、次はパンターニの出番を待つのみ。古参の2選手ジロでさらなる活躍できるか?
ところで、日本で今行われているツアーオブジャパン(TOJ)も日曜日でおしまい。毎日、TOJのオフィシャルHPで、結果を見ています。各ステージの優勝者の写真がじわじわって出て来るのを、今日は日本人かな?と楽しみにしているのですが、いつ見ても外人ばっかし。あ〜ぁ。最終日くらいは日本選手に頑張ってもらいたいです。
Top | HISAKI's | Profile | Mail
Copyright © 2001 Chiho IWASA