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【ジロ第7ステージ】
第7ステージは、Rieti からMontevarchiまで239キロのロングステージ。天気がよく、レースは時速32キロのゆっくりペースで進む。本格的にレースが始まったのは、ゴール16キロ手前の上り。この上りで、レベリンとガルゼッリがアタック!。一気にスピードが上がった。下りでこの2人は、集団に追いつかれ、ゴールスプリントとなる。チッポリーニも、クワランタ(イタリア、アレクシア)も、ホンド(ドイツ、ドイツテレコム)もいない集団で、スプリントを制したのは、ザニーニ(イタリア、マペイ)だった。3位にはウルリッヒ(ドイツ、ドイツテレコム)が入り、調子がよいことをアピールした。
結果 | ||
1. | S・ザニーニ(イタリア、マペイ) | 6時間48分02秒 |
2. | G・ミッサーリヤ(イタリア、ランプレ) | 同タイム |
3. | J・ウルリッヒ(ドイツ、ドイツテレコム) | 同タイム |
4. | M・ケスレー(ドイツ、ドイツテレコム) | 同タイム |
5. | W・ベッリ(イタリア、ファッサボルトロ) | 同タイム |
135. | 野寺秀徳(日本、チームコルパック) | 11分14秒遅れ |
総合成績 | ||
1. | D・フリーゴ(イタリア、ファッサボルトロ) | 33時間52分00秒 |
2. | A・オラーノ(スペイン、オンセ) | 12秒遅れ |
3. | G・シモーニ(イタリア、ランプレ) | 13秒遅れ |
4. | W・ベッリ(イタリア、ファッサボルトロ) | 17秒遅れ |
5. | J・アズベド(ポーランド、オンセ) | 19秒遅れ |
主な選手 | ||
10. | S・ガルゼッリ(イタリア、マペイ) | 57秒遅れ |
14. | M・パンターニ(イタリア、メルカトーネウノ) | 1分09秒遅れ |
63. | J・ウルリッヒ(ドイツ、ドイツテレコム) | 10分53秒遅れ |
150. | 野寺秀徳(日本、チームコルパック) | 42分23秒遅れ |
【ジロ第8ステージ】
第8ステージは、Montecatini Terme からReggio Emiliaの185キロ。58キロと139キロ地点に、山岳ポイントが設けられている起伏のあるコースだ。スタート直後に、カステルブランコ(コロンビア、セルイタリア)、ブエナオーラ(コロンビア、セルイタリア)、コウキオーリ(イタリア、アレッシオ)、JA・ペレス(メキシコ、パナリア)などの先頭グループができ、一時は3分以上の差が開く。集団は、マリア・ローザのフリーゴがいるファッサボルトロが引き、差を縮めていく。ゴール46キロ手前、山岳ポイントの置かれたCastello di Carpineti では、ランプレが集団を引く。F・ゴンザレス(コロンビア、セルイタリア)、アリエタ(スペイン、バネスト)、コウキオーリの順に頂上を通過。先頭は5選手に減り、ゴールを目指す。下りでパンターニが落車し、4人のアシストを従えて集団に追いつく。そのころ、先頭ではアリエッタがアタックし独走。集団からは、レベリンが飛び出し、カメンツィン(スイス、ランプレ)、ソラウン(スペイン、バネスト)などがついて行く。ゴール15キロ手前で、ペレスが先頭にたち、優勝を狙う。しかし、後ろからきたコウキオーリに追いつかれると、あっという間に抜かされてしまった。先頭に立ったコウキオーリの勢いは衰えることなく、楽勝でゴールした。総合トップのフリーゴはマリア・ローザを守るために集団から飛び出し、51秒遅れでゴール。2位のアズベド(ポーランド、オンセ)とは3秒差で、なんとかマリア・ローザを守り抜いた。集団は、53秒遅れでゴールした。
結果 | ||
1. | P・コウキオーリ(イタリア、アレッシオ) | 4時間54分23秒 |
2. | D・レベリン(イタリア、リキガス) | 33秒遅れ |
3. | F・ゴンザレス(コロンビア、セルイタリア) | 33秒遅れ |
4. | G・フィギュエラス(イタリア、パナリア) | 33秒遅れ |
5. | U・オサ(スペイン、i.バネスト.com) | 33秒遅れ |
149. | 野寺秀徳(日本、チームコルパック) | 24分19秒遅れ |
総合成績 | ||
1. | D・フリーゴ(イタリア、ファッサボルトロ) | 38時間47分14秒 |
2. | J・アズベド(ポーランド、オンセ) | 3秒遅れ |
3. | A・オラーノ(スペイン、オンセ) | 14秒遅れ |
4. | G・シモーニ(イタリア、ランプレ) | 15秒遅れ |
5. | W・ベッリ(イタリア、ファッサボルトロ) | 19秒遅れ |
主な選手 | ||
11. | S・ガルゼッリ(イタリア、マペイ) | 48秒遅れ |
15. | M・パンターニ(イタリア、メルカトーネウノ) | 1分11秒遅れ |
67. | J・ウルリッヒ(ドイツ、ドイツテレコム) | 23分37秒遅れ |
151. | 野寺秀徳(日本、チームコルパック) | 1時間05分51秒遅れ |
【ミディリーブル第5ステージ】
モンゴメリー(スイス、ラ・フランセーズデジュ)が、キビレフ(カザフスタン、コフィディス)、サルモン(フランス、AG2r)などの強豪を追いぬき、勝利を手に入れた。ゴール後、全力を出し切ったモンゴメリーは、芝生にそのまま倒れ込んだ。前日のマクジー(オーストラリア、ラ・フランセーズデジュ)に引き続きステージ優勝を果し、この勝利でモンゴメリーの総合トップにたち、ラ・フランセーズデジュにとってはうれしい限りだ。
第6ステージ Rignac-Mende (170 km) | 総合成績 | ||||
1. | S・モンゴメリー(スイス、フランセーズデジュ) | 4時間9分2秒 | 1. | S・モンゴメリー(スイス、フランセーズデジュ) | 19時間15分10秒 |
2. | A・キヴィレフ(カザフスタン、コフィディス) | 5秒遅れ | 2. | I・マイヨ(スペイン、ウスカルテル) | 10秒遅れ |
3. | I・マイヨ(スペイン、ウスカルテル) | 9秒遅れ | 3. | U・エチェバリア(ヴェネズエラ、ウスカルテル) | 23秒遅れ |
4. | B・サルモン(フランス、AG2r) | 20秒遅れ | 4. | A・キヴィレフ(カザフスタン、コフィディス) | 34秒遅れ |
5. | A・ヴィノクロフ(カザフスタン、ドイツテレコム) | 25秒遅れ | 5. | C・モロー(フランス、フェスティナ) | 51秒遅れ |
【ミディリーブル第6最終ステージ】
気温は31℃。最高勾配21%、1、7キロの上りモンサンクレールを最後に2周するコース。ゴール地点のセーテは、地中海に面する観光地で、コース横の海岸は賑わっている。ジャラベール、シャバネル(フランス、ボンジュール)など数選手が逃げていたが、ゴール6キロ手前、最初のモンサンクレールの上りで、シャバネルとジャラベールがアタック。そして、集団からサルモン(フランス、AG2r)が、ものすごい勢いで飛び出し、2人を追い越し、頂上を通過。しかし、下りでジャラベールに追いつかれる。先頭の2人を追って、マイヨ(スペイン、ウスカルテル)が迫ってくる。2度目のモンサンクレールののぼり手前で先頭から、ジャラベールがアタック。サルモンは、見る見るうちに遅れてしまう。後ろからきたヴィノクロフ、シャバネル、モロー、キビレフの4選手に、追いつかれ、上りでジャラベールも捕まる。ヴィノクロフがアタックし、勢いを取り戻したサルモンもが、ヴィノクロフを抜いて先頭に立つ。あっという間に、後方との差を広げ、ゴールした。2位には、いつのまにやらマイヨが来て、総合優勝を手にいれた。
第6ステージ Florac-Sète (208,5km) | 総合成績 | ||||
1. | B・サルモン(フランス、AG2r) | 4時間51分15秒 | 1. | I・マイヨ(スペイン、ウスカルテル) | 24時間6分35秒 |
2. | I・マイヨ(スペイン、ウスカルテル) | 8秒遅れ | 2. | B・サルモン(フランス、AG2r) | 35秒遅れ |
3. | A・ヴィノクロフ(カザフスタン、ドイツテレコム) | 21秒遅れ | 3. | C・モロー(フランス、フェスティナ) | 1分2秒遅れ |
4. | C・モロー(フランス、フェスティナ) | 22秒遅れ | 4. | L・ジャラベール(フランス、CSC) | 1分34秒遅れ |
5. | C・リネロ(フランス、コフィディス) | 30秒遅れ | 5. | A・ヴィノクロフ(カザフスタン、ドイツテレコム) | 1分55秒遅れ |
【千穂のちょっとした話】
フランスのチャンネルではミディリーブルの中継があったので、ジロと重なってしまい、う〜んどっちを見るべき?と葛藤しながらも、ジロ優先で見てました。ジロが終わってすぐにミディリーブルを見たのですが、レース的には、断然ミディリーブルの方が面白かったです。昨日のミディリーブルも、すごいよかったし。
ツール・ド・フランスの下見などがあるので、来週からジロのレース情報はお休みします。
J-SKYスポーツで、ジロの中継(録画です)がされるようなので、そちらでご覧ください。
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