MERCREDI 12 SEPTEMBRE 2001 

【ヴェルタ 第5ステージ】

本日の見どころは、最後に控えた峠ラゴアデコヴァドンガ12、8キロの上り。ここで、HM・ヒメネス(スペイン、iバネスト.com)が集団からアタックし、すぐさまベロキがついた。しかし、USポスタルも見逃さない。エラスのアシスト(多分リビエラ)が引き、エラス、ヒメネス、ベロキなど有力な数選手に絞られた。しかしその中に、黄色のジャージを着たボテロ(コロンビア、ケルメ)の姿はない。ゴール6キロほど手前で、メルカド(スペイン、iバネスト.com)がアタック!このアタックには誰も反応せず、エラス、ベロキのグループとの差は16秒開いた。その頃、ボテロはこのグループからから、さらに20秒遅れて走っていた。エラス、セヴィーリャ、ベロキ、ヒメネス、A・オサ(スペイン、iバネスト.com)の5人が先頭のメルカドを追う。その5選手のグループに、ライセカ(スペイン、ウスカルテル)、エスカルティン(スペイン、チームコースト)などが追いついた。ルビエラのアタックにヒメネスが付いていく。ほどなくしてセヴィーリャがこの2人に追いつき、追いぬいた。ゴール4キロ手前、先頭のメルカドとセヴィーリャとの差は47秒。その少しあとに、ベロキが続く。メルカドはその後もペースを崩さず、余裕でゴールした。33秒遅れでセヴィーリャ、3位には58秒遅れでベロキが入った。

昨日、総合トップに立ったボテロは2分4秒遅れでゴールし、総合トップの座はセヴィーリャに奪われてしまった。

ゴールした選手たちが帰りはじめ、セヴィーリャが表彰台に立つ頃、パンターニがアシストに囲まれゴールした。トップから遅れること9分4秒、76位。ヴィランクは4分33秒遅れの40位だった。

  第5ステージ Gijon-Lagoa de Covadonga 150,8キロ  
1. J・メルカド(スペイン、iバネスト.com) 4時間18分37秒
2. O・セヴィーリャ(スペイン、ケルメ) 33秒遅れ
3. J・ベロキ(スペイン、オンセ) 58秒遅れ
4. H・ヒメネス(スペイン、iバネスト.com) 1分17秒遅れ
5. J・ルビエラ(スペイン、USポスタル)  1分21秒遅れ
  総合成績  
1. O・セヴィーリャ(スペイン、ケルメ) 15時間22分09秒
2. J・メルカド(スペイン、iバネスト.com)      15秒遅れ
3. J・ベロキ(スペイン、オンセ) 35秒遅れ
4. D・プラザ(スペイン、フェスティナ) 59秒遅れ
5. R・エラス(スペイン、USポスタル) 1分06秒遅れ

【千穂のちょっとした話】
今日は中継見れました。でも、去年と変わらず砂嵐の画像なので、選手の見分けがつかず、解説もフラマン語だから、わけ分からず。まだ目と耳がヴェルタ中継に反応できていません。ただ久々、ホセマリア・ヒメネスがテレビに映ってちょいとご機嫌な私です。去年のヴェルタは、ヒメネスと言ってももう一人のエラウディオ・ヒメネスだったからね〜。頑張れヒメ様!
山になったとたんに、ステージの上位も総合の上位もスペイン人ばっかり。どうしてこんなに強い?


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