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【ヴェルタ 第6ステージ】
ヴェルタの第6ステージは、後半にカテゴリー2級の峠が3つと3級の峠が1つある180キロのコース。最後はスプリント勝負になるかと思われたが、ゴール手前13キロでミラー(イギリス、コフィディス)がアタック!これに付いて行ったのは、ボテロ(コロンビア、ケルメ)ただ1人だった。2人は快調に飛ばし、ゴールまで逃げ切った。2人押すプリント勝負となったが、前を走っていたミラーがボテロに抜かされることなくゴールし、初日のプロローグに続き、2度目のステージ優勝を果した。集団は58秒遅れでゴールし、スプリント勝負でザベル(ドイツ、ドイツテレコム)がフレイレ(スペイン、マペイ)に勝った。3位争いなのに執念のザベルだ。昨日14位に順位を下げたボテロだったが、一気に5位に浮上した。総合トップは変わらず、セヴィーリャ(スペイン、ケルメ)。
ヴィランクは58秒遅れの集団で入ったものの、パンターニは本日も表彰式が始まる頃にゴール。なんと、16分48秒遅れだった。パンターニやる気ナシ?
第6ステージ Cangas de Onis-Torrelavega 180,6キロ | ||
1. | D・ミラー(イギリス、コフィディス) | 4時間02分36秒 |
2. | S・ボテロ(コロンビア、ケルメ) | 同タイム |
3. | E・ザベル(ドイツ、ドイツテレコム) | 58秒遅れ |
4. | O・フレイレ(スペイン、マペイ) | 58秒遅れ |
5. | MA・マルタンペルディグェロ(スペイン、カンティナトッロ) | 58秒遅れ |
総合成績 | ||
1. | O・セヴィーリャ(スペイン、ケルメ) | 19時間25分43秒 |
2. | J・メルカド(スペイン、iバネスト.com) | 15秒遅れ |
3. | J・ベロキ(スペイン、オンセ) | 35秒遅れ |
4. | D・プラザ(スペイン、フェスティナ) | 59秒遅れ |
5. | S・ボテロ(コロンビア、ケルメ) | 1分06秒遅れ |
【千穂のちょっとした話】
テレビはついていたものの「今日はどうせスプリント勝負だから最後だけ見りゃいいや」と、鷹をくくっていたら、そろそろゴール時間かなと思った時には、もう2人が逃げていました。アナウンサーが「ボテロ、ボテロ」と言っていたので、ボテロはすぐに分かったのですが、もう一人のコフィディスの選手が誰だか分からず、一生懸命耳を傾けても、全く耳に入ってこず、「ミラーが逃げるわけないしな〜」なんて思いつつ見ていました。ゴールしてもまだ分からず、表彰台に上って「もしや、これってミラー?」とやっと気づきました。サングラスかけてたから、分からなかったのね。それに砂嵐画面だし…ミラーと言えば、タイムトライアルってイメージしかなかったので、こんなところで活躍するとはちょっと予想外です。
ツールの時に、今にもリタイアしそうになりながらも、結局走って切っていたのを思い出しました。その数日後リタイアしてしまいましたが…。彼はかなり根性あります。今後の活躍が期待できそうです。
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