JEUDI 13 SEPTEMBRE 2001 

【ヴェルタ 第6ステージ】

ヴェルタの第6ステージは、後半にカテゴリー2級の峠が3つと3級の峠が1つある180キロのコース。最後はスプリント勝負になるかと思われたが、ゴール手前13キロでミラー(イギリス、コフィディス)がアタック!これに付いて行ったのは、ボテロ(コロンビア、ケルメ)ただ1人だった。2人は快調に飛ばし、ゴールまで逃げ切った。2人押すプリント勝負となったが、前を走っていたミラーがボテロに抜かされることなくゴールし、初日のプロローグに続き、2度目のステージ優勝を果した。集団は58秒遅れでゴールし、スプリント勝負でザベル(ドイツ、ドイツテレコム)がフレイレ(スペイン、マペイ)に勝った。3位争いなのに執念のザベルだ。昨日14位に順位を下げたボテロだったが、一気に5位に浮上した。総合トップは変わらず、セヴィーリャ(スペイン、ケルメ)。

ヴィランクは58秒遅れの集団で入ったものの、パンターニは本日も表彰式が始まる頃にゴール。なんと、16分48秒遅れだった。パンターニやる気ナシ?

  第6ステージ Cangas de Onis-Torrelavega 180,6キロ  
1. D・ミラー(イギリス、コフィディス) 4時間02分36秒
2. S・ボテロ(コロンビア、ケルメ) 同タイム
3. E・ザベル(ドイツ、ドイツテレコム) 58秒遅れ
4. O・フレイレ(スペイン、マペイ) 58秒遅れ
5. MA・マルタンペルディグェロ(スペイン、カンティナトッロ)  58秒遅れ
  総合成績  
1. O・セヴィーリャ(スペイン、ケルメ) 19時間25分43秒
2. J・メルカド(スペイン、iバネスト.com)      15秒遅れ
3. J・ベロキ(スペイン、オンセ) 35秒遅れ
4. D・プラザ(スペイン、フェスティナ) 59秒遅れ
5. S・ボテロ(コロンビア、ケルメ) 1分06秒遅れ

【千穂のちょっとした話】
テレビはついていたものの「今日はどうせスプリント勝負だから最後だけ見りゃいいや」と、鷹をくくっていたら、そろそろゴール時間かなと思った時には、もう2人が逃げていました。アナウンサーが「ボテロ、ボテロ」と言っていたので、ボテロはすぐに分かったのですが、もう一人のコフィディスの選手が誰だか分からず、一生懸命耳を傾けても、全く耳に入ってこず、「ミラーが逃げるわけないしな〜」なんて思いつつ見ていました。ゴールしてもまだ分からず、表彰台に上って「もしや、これってミラー?」とやっと気づきました。サングラスかけてたから、分からなかったのね。それに砂嵐画面だし…ミラーと言えば、タイムトライアルってイメージしかなかったので、こんなところで活躍するとはちょっと予想外です。
ツールの時に、今にもリタイアしそうになりながらも、結局走って切っていたのを思い出しました。その数日後リタイアしてしまいましたが…。彼はかなり根性あります。今後の活躍が期待できそうです。


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