MERCREDI 26 JUIN 2002 

【マペイ消滅】
25日、マペイが今年いっぱいで、スポンサーを降りることを発表した。多くの有名選手を抱えているチームだけに、マペイチームの選手たちの今後が気になるところ。

【ツール・ド・スイス 第6、第7ステージ】

24日行われた第6ステージは、スタートして70キロ地点で、バッソ(イタリア、ファッサボルトロ)、ジュリック(アメリカ、チームテレコム)、B・ツベルク(スイス、ラボバンク)など16選手が集団から飛び出す。そこから、カッサーニ(イタリア、ドモ)、ファニーニ(イタリア、チームテレコム)、Steinhauser (Gerolsteiner)の3選手がアタックし、ゴール40キロ手前で、逃げグループから3分の差を広げた。しかし、チームコーストが追い上げにかかり、残り13キロで先頭を走っていた3選手は、集団に吸収されてしまう。すぐさま、リネロ(フランス、サンカンタン)とグエリーニ(イタリア、チームテレコム)がアタックする。昨日2位に入ったモース(スイス、フォナック)がアタックし、先頭2選手を追いぬく。ゴール6キロ手前で、集団との差は20秒ほど。しかし、モースは粘ってゴールへ向けてひた走る。しかし、ゴール2キロ手前、集団からアタックしたカサグランデ(イタリア、ファッサボルトロ)と、P・ルッテンベルガー(オーストリア、タッコーニスポルト)が迫り来る。ゴール500メートル手前で、先頭のモースはカサグランデに追いつかれてしまい、昨日と同じく2人の争いとなる。しかし、モースは意地を見せつけ、カサグランデを離しゴール。マイヨジョーヌのツェーレは先頭から39秒遅れで、2位のデュフォーを2秒離しゴールした。

  第6ステージ 
1. A・モース(スイス、フォナック)   4時間21分12秒
2. F・カサグランデ(イタリア、ファッサボルトロ)  4秒遅れ
3. P・ルッテンベルガー(オーストリア、タッコーニスポルト)  29秒遅れ
  総合成績  
1. A・ツェーレ(スイス、チームコースト)  26時間29分18秒
2. L・デュフォー(スイス、アレッシオ)               11秒遅れ
3. P・ワデッキ(ポーランド、ドモ)  25秒遅れ

 

14キロ地点で、19選手が集団から逃げ、チームコーストの1選手は集団に戻ったものの、18選手はそのままゴールまで走りきり、ボルトラミ(イタリア、タッコーニスポルト)が両手を上げてゴール。しかし、ガラテに対して進路妨害をしたとして、ボルトラミは降格。2位のガラテにステージ優勝がもたらされた。ツェーレ含む集団は、5分26秒遅れでゴール。総合成績は、かわらず。

  第7ステージ 
1. JM・ガラテ(スペイン、ランプレ)   4時間09分31秒
2. E・カッサーニ(イタリア、ドモ)  同タイム
3. R・アルダグ(ドイツ、チームテレコム)  同タイム
  総合成績  
1. A・ツェーレ(スイス、チームコースト)  30時間44分15秒
2. L・デュフォー(スイス、アレッシオ)   11秒遅れ
3. P・ワデッキ(ポーランド、ドモ)  25秒遅れ

 

【千穂のちょっとした話】
総合5位のフリッシュの腕には「勝 強」のタトゥーが入っているんだよ。フランスは漢字ブームなんで、
その影響?ツール・ド・フランスには出場するかどうか分からないけど、ちょっと注目選手です。
          

         
Photo:CHIHO パリ〜ニース、ニースにて 

 

 

 

 


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