【7月16日 第12ステージ】

　昨年のフェスティナのドーピング騒動で、チームの中で全く手をそめていなかったとされるクリストフ・バッソン（フランス、ラ・フランセーズ・デジュ）が出走せず、ちょっとした騒ぎになっていました。

　今日のレースは、レッリ（イタリア、コフィディス）とエッリ（イタリア、テレコム）が、最初に逃げたので、アナウンスでも、レッリにエッリなので、ちょっとパニックになってました。79キロ地点で、後方から飛び出したグループと合流し、14人の先頭が構成されました。

　総合成績に関係のない選手たちが逃げていたので、集団は動かず、148，5きろのスプリントポイントでは、12分30秒の差が開きました。ゴール手前22，5キロ地点の上りで、エチェバリアがアタックし、そのままゴールまで独走し、ゴールしました。

　本日の私は、ゴール地点のサンフルーの町での宿探しが困難であろうと思い、ゴールには行かずに、コースの途中で抜けて、宿を探しました。運良く（最後の部屋でした）、見つかったので、その後は久しぶりにくつろげました。コースを抜ける前は、レースの後方に入り、ジャッキー、ナゾン、デラメを少し見ました。もうすでに、エチェバリアはゴールしていると言うのに、ジャッキーたちは、まだゴール20キロほど手前を走っていました。観客に微笑みながら、多分余裕じゃないとは思うのですが、ゆうゆうと走っていたのが、ジャッキーらしいなと思いつつ、遠くから眺めていました。

Le Tour de France