【フランス革命記念日、フランス人健闘するが…】

 今日は7月14日、フランス革命記念日、日本で言うパリ祭の日。気温17℃晴天に恵まれた中、アヴィニョンの橋の近くからスタートした今日のレースは、ルス(フランス、ボンジュール)とニコラ・ジャラベール(フランス、オンセ)が、およそ60キロ地点でアタックをかける。それを追うため集団からエッリ(イタリア、ドイツテレコム)、アニョルット(フランス、AG2r)など11選手(うち5選手がフランス人)が飛び出す。すぐに、ニコラは遅れルスが単独で先頭に立つ。12人のグループがルスを追うが、なかなか捕まらず。127キロ手前で、ようやく逃げていたルスに合流した。その時、アームストロングのいる集団との差は、6分30秒。

 ルスを吸収すると、ガルシアアコスタ(スペイン、バネスト)がアタックをかけ、N・ジャラベールとエルベ(フランス、ポルティ)だけがついて行けた。3人でゴールを目指すが、ゴール12キロ手前で、ガルシアアコスタが再びアタックをかけ、他の2人はついて行けなかった。
 そのまま、この日のステージ優勝を狙っていたフランス人達をものともせず、スペイン人のガルシアアコスタが優勝した。
 アームストロングの集団は、10分6秒遅れでゴールし、マイヨジョーヌは今日も変わらず、アームストロング。 

 

  第13ステージ            アヴィニョン〜ドラギニャン 185,5km 
1. ガルシアアコスタ(スペイン、バネスト) 4時間03分02秒
2. ニコラ・ジャラベール(フランス、オンセ)     25秒遅れ
3. エルベ(フランス、ポルティ) 27秒遅れ
4. トレンティン(イタリア、ヴィニカルディローラ)    57秒遅れ
5. ウーロ(フランス、ラ・フランセーズデジュ) 57秒遅れ
  総合成績  
1. アームストロング(アメリカ、USポスタル)      53時間03分29秒
2. ウルリッヒ(ドイツ、ドイツテレコム)      4分55秒遅れ
3. ベロキ(スペイン、フェスティナ)           5分52秒遅れ
4. ワウテルス(ベルギー、ラボバンク) 6分03秒遅れ
5. モロー(フランス、フェスティナ) 6分53秒遅れ

【CHIHOのちょっとした話】

 休息日の日から、相棒のHISAKIがツールに合流しています。今日は、集団のうしろの方で抜け道を捜していた時に、ちょうどデュフォーがリタイアするのを目撃してしまいました。
 デュフォー(スイス、サエコ)と言えば、実はHISAKIのChouChou(お気に入り)なのです。デュフォーが、ストップしてしまったの見た彼女は、ちょっとブルー。リタイアと言う、悲しい瞬間を見てしまった私もちょっとブルーになってます。自転車から降りる前、お尻のあたりを触っていたので、多分何か原因があったのかな。

 

昨日12ステージでのデュフォー。
レース前半は、逃げのグループで先頭を走っていました。(Photo:Chiho)

 


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