【逃げが決まった!ジャジャ、マイヨジョーヌ奪われる】

 今日は晴天の中スタートし、最初からアタックがかかる。今日初アタックは、バックステッド(スウェーデン、クレディアグリコル)だった(約11キロ地点)。しかし、すぐに吸収され、14キロ地点で、アリエッタ(スペイン、バネスト)、ファンボン(オランダ)、ワウテルス(ベルギー)、ツベルク(スイス、3人ラボバンク)、エッリ(イタリア、ドイツテレコム)、シャントゥー(フランス、AG2r)、コメッソ(イタリア、サエコ)、クナーフン(オランダ、ファームフリット)、デュラン(フランス、ロット)、マニアン(フランス、ラ・フランセーズデジュ)、ピズィクス(ラトニア、メモリーカードJ&J)、グーゴ(フランス、クレディアグリコル)の12選手の先頭グループが形成され、集団はラボバンクとラ・フランセーズデジュがスピードが上がらないようにコントロールする。そして、先頭グループはどんどん差を広げていく。集団からベネトー(フランス、ボンジュール)が飛び出し、そのあと同じチームのデラメ(フランス)もアタック。しかし、2人の逃げは集団に吸収されてしまった。先頭グループは、一時12分以上の差を広げる。先頭グループに選手がいないUSポスタル、ボンジュール、ポルティのチームが集団を引き、先頭グループを追い上げるが、112キロ地点で落車発生。オグレディ(オーストラリア、クレディアグリコル)、キルシプー(エストニア、AG2r)などのが被害を受けた。これにより集団はばらばらになった。

 その後ばらけたグループも再び集団となり、逃げる先頭グループをオンセとメルカトーネのチームが必死に追う。しかし、先頭グループは、集団に追いつかれることなく、ゴールスプリントへ。オランダのチャンピョンジャージを着たファンボンが、スイスチャンピョンジャージを着たチームメイトのツベルクをくだし、優勝をものにした。

 集団は7分49秒遅れでゴールし、総合トップだったジャラベールは5分40秒遅れの10位にさがってしまった。ジャラベールに変わり、マイヨジョーヌを手に入れたのが、ドイツテレコムのエッリ(ドイツ)だ。

 

  第6ステージ            ヴィトレ〜トゥール 198.5km 
1. ファンボン(オランダ、ラボバンク) 4時間28分06秒
2. ツベルク(スイス、ラボバンク) 同タイム
3. マニアン(フランス、ラ・フランセーズデジュ) 同タイム
4. クナーフン(オランダ、ファームフリット)       同タイム
5. ピズィクス(ラトニア、メモリーカード) 同タイム
  総合成績  
1. エッリ(イタリア、ドイツテレコム)  18時間58分40秒
2. グーゴ(フランス、クレディアグリコル)        12秒遅れ
3. ワウテルス(ベルギー、ラボバンク) 1分17秒遅れ
4. シャントゥー(フランス、AG2r) 2分56秒遅れ
5. アリエッタ(スペイン、バネスト) 3分08秒遅れ

 

【CHIHOのちょっとした話】
 先頭グループと集団との差がかなり開いていたので、車で追いかけるのも大変。集団を見て移動したら、次の地点で先頭グループがピューっと行ってしまった後でした。(>_<) でも、ボンジュールの2人が、ちょうど集団に吸収されてしまうところが見れたのでよかったのかな?
 レースは逃げが決まったので、総合成績がガラっと変わってしまいました。これで、ちょっと面白い展開になってきたぞぉ。でも多分、これもピレネーまででしょうが。明日もジャッキーはアタックするのかなぁ?

 


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