ブエルタ・ア・エスパーニャ

第3ステージ 9月6日(月) ブルゴス〜ソリア 157,1q

気温、23度。187選手が出走。

【実況】

22時50分:75q地点、A・フリカンジェ(Ag2r)、K・フルスマンス(クイックステップ)、B・ヨアキム(USポスタル)、T・フェネベルフ(ラボバンク)の4選手が先頭で逃げている。集団との差は、7分30秒。サエコが集団を引いて、先頭を追う。ジロで優勝したD・クーネゴ(サエコ)も出場しているが、世界選手権に出るため、ヴェルタは1週間走ってリタイアすることが決まっている。

23時05分:最初の中間スプリントを獲得したのはB・ヨアキム。昨日までのステージでトップのファンヘースウェイクから、2秒遅れで2位のヨアキムはボーナスタイム6秒を獲得し、暫定総合トップに立つ。集団はどのチームも引かず、先頭との差がまた開きだした。

23時13分:ゴールまで残り55qで、先頭と集団との差は9分9秒。

23時22分:残り50q、先頭4選手と集団との差は、9分30秒に開いた。

23時28分:雨が降ってきた。先頭4選手と集団との差は5q程ある。

23時35分:コフィディス、ケルメが集団を引いて追い上げる。残り42q、先頭との差は8分55秒になる。

23時42分:残り38qで6分30秒。今日もまた、ゴールスプリントになるのか?

23時45分:
集団の後ろで、サッキ(ファッサボルトロ)がチームメイトたちのボトルを取りにチームカーに戻る。集団は、ケルメとコフィディスが引く。

23時48分:残り27qで、集団との差は5分20秒。

23時55分:残り25qで、先頭4人との差は4分15秒。

23時58分:ゴール手前20q。本日3つ目のスプリントポイントもヨアキムが獲得し、また6秒のボーナスタイムを取り、本日計18秒のボーナスタイムを獲得した。逃げグループと集団との差はスプリント地点で3分18秒。逃げ切るのは難しいか?

00時05分:先頭4人にまた雨が降り出した。集団の方は風が吹き、スピードが少々落ちている模様。選手たちは横に広がる。今日の総合トップは、ボーナスタイムを獲得したヨアキムに決まりだが、ステージ勝利は誰になるのか?

00時09分:残り15qで2分36秒。先頭の4人はこの5qで45秒失い、逃げ切るのは難しそう。

00時10分:それでも先頭の4人は、先頭交代を繰り返しながら、前方から風を受け走る。残り13qで先頭と集団の差は1分20秒。集団はスピードが上がり、1列になっている。

00時13分:変な天気で日が照ったり、雨が降ったり。集団はT-モバイルが引き出し、残り12qで41秒差。もう捕まるのは時間の問題だ。

00時18分:スタートして45q地点ほどで逃げた4選手だが、残り8qで集団との差は6秒。全ての選手が捕まってしまった。

00時21分:6q地点の直前で集団の後方はコースアウトしそうになり、集団が長く伸びる。先頭はUSポスタルが引く。

00時23分:ザベルがパンク!路上に止まって、タイヤを交換するがかなりのロスタイム。残り3、5qぐらい。

00時25分:残り3qでパオリーニ(クイックステップ)がアタック!一人でゴールを目指す。雨がかなり降ってきた。

00時26分:パオリーニは伸びた集団に追いつかれ、残り1q。

00時28分:ファッサの姿はなし。4番手にいたA・バルベルデ(ケルメ)が、右から加速し他の選手を離し余裕のゴール!

【第3ステージの結果】
1. A・バルベルデ(スペイン、バレンシア・ケルメ) 3時間43分17秒
2. S・オグレディ(オーストラリア、コフィディス) 同タイム
3. D・メンショフ(ロシア、イリェスバレアレス)  同タイム
4. O・フレイレ(スペイン、ラボバンク) 同タイム
5. R・エラス(スペイン、リベルティセグロス)   同タイム
6. S・ガルゼッリ(イタリア、ヴィニカルディローラ) 同タイム
【総合成績】
1. B・ヨアキム(ルクセンブルク、USポスタル) 9時間16分00秒
2. M・ファンヘースウェイク(オランダ、USポスタル) 16秒遅れ
3. F・ランディス(アメリカ、USポスタル) 22秒遅れ
4. M・バリー(カナダ、USポスタル) 22秒遅れ
5. M・ベルトラン(スペイン、USポスタル) 22秒遅れ
6. VH・ペーニャ(コロンビア、USポスタル) 22秒遅れ

【CHIHOのちょっとした話】
 今日のレースは、本当に雨が降ったりやんだりの変な天気で、ゴール地点はかなり雨が降ってました。そのためか、本格的なスプリント勝負はなく、ゴール勝負に絡んだ先頭グループは11人のみ。これから勝負という所で、パンクしてしまったザベルは1分18秒遅れでゴールしました。
 総合トップはヨアキムに変わったものの、このステージもUSポスタルでした。ヴェルタが始まって以来、毎日USポスタルでまわし着ているリーダージャージ。次は、バリー、ベルトラン、ペーニャ?